ナイフで〆る[ナイフvol.1.5]
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ナイフの記事も書いたついでに、締め具としてナイフだけある場合の締め方です。
ナイフで神経を断つ
時合の時&ストリンガー等の生かす道具が無い時、とりあえず締めてクーラーにポイする場合って結構あります。
ジギングやってて、目玉が飛び出したチビアラカブなんかが釣れた時なんかは、リリースしても死にますからこれでチャチャッっと締めてクーラーインです。
基本的には神経 or 脳をついて即死させる
魚を締めるには、目の後ろでエラの上位、ちょうど側線とエラブタの延長線が交わる部分を刺しましょう。
そこにまっすぐ刃を入れると、背骨のすぐ下を分断する格好になります。
魚にとってそこは神経が集中してるところにあたります。
この神経を断てば締まります。
目と目の間あたりにある脳を突く方法も、もちろん大丈夫です。
場所が分かる方はそちらでも大丈夫ですよー。
刺身ならば、締め&血抜きもしましょう!
刺身で食べたい場合は神経締め!とまでは言いませんが、血抜きは最低限しましょうね。(そもそも道具がナイフだけって前提でしたね、、、)
エラ、尾鉢、神経の三点締めで!
魚をさらに美味しく食べようと思うなら、3点締めが効果的です。
まずエラを切り、次に尾鉢の側線の上を刺す。そのまま1分ほど置いて血を抜く。
この時は魚はまだ死んでいないので、エラの上部から差し込んだナイフで背骨の下まで切る。
これが血がしっかり抜けて、美味しく食べられる締め方です。
エラから刃を入れると心臓から延びた1番太い血管も同時に切れるから一石二鳥の締め方といえます。
魚の心臓も左寄りです
魚の血抜きをする時、魚の向き気をつけてますか?
魚も人と同じで体の左側に心臓があり、そこからエラにのびる血管が一番太い血管になっているそうです。
なので魚の頭を左(心臓が表側)にして置き、エラからナイフを入れるとその血管を切る事が出来るのです。
何気なくやる血抜きもこれを知っていると効率よく出来そうですね。
ちなみに、私はこれを知る前は逆でやってる事が多かったです。
左利きなので右手で抑えて、左手のナイフで切りたいので右に頭を持ってきてました。「簡単に一番太い血管を切れやすい」という事なんで、逆でも血は抜けない事はなかったですが。
何事もベストの方法というのがあるものですね。
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2014年3月16日更新